NPO法人もみじ開設15周年

長野のNPO法人グループもみじの開設15周年に招かれて、久しぶりに長野の地を踏みました。長野駅に降り立ったのは5,6年ぶりのことで、以前の駅周辺がどうであったか思い出せない。いずれにしても、駅内の移動も楽だと感じた。北陸新幹線の影響は金沢だけでなく、長野にもあったのかな?

11日、地域包括ケアを進めるために~私たちが地域できること~について、経験も含めた内容を含め、少しだけお話しさせてもらいました。気仙沼からの報告、そして、もみじを利用している、利用していたご家族からの報告が4例ありました。ご家族からの報告を聞いていて、利用者さん、ご家族が穏やかな暮らしを続けられるように、細やかで職員同士の、ご家族との話し合いを大切にした、全体の意思統一が図られていることを実感しました。

夕方からの懇親会で、長いこともみじのボランティア活動に協力していると言う丸山順江(よしえ)さん、富山県このゆびと~まれの副理事長 西村和美さんに出会いました。 よしえさんは「頼まれるとすごく動いてしまうのよ。あとね5年位でやめようと思っていたけど、後、10年にするわ。85歳か、ハハハ」といい声で笑います。「なんかあったら連絡頂戴。今回の15周年でも、お手玉をたくさん作ったわ。協力するよ」と。「お手玉の中身は何?」と問うと、「数珠玉、苗も育てているのよ」と、すごい実践家なんです。名刺には本人とそっくりの似顔絵が描かれていました。西村和美さんとお話しするのは初めて。とても穏やかな方で、惣万佳代子と共に22年前、富山日赤病院を退職,以降、「畳の上で死にたい」と言って亡くなったお年寄りの言葉を忘れずに、富山型デイサービスを運営してきた。前夜、もみじの田中理事長にも伺っていたが、懇親会の席で、西村さんは、理事長の惣万佳代子が赤十字国際委員会フローレンス・ナイチンゲール記章を受賞することになったと報告。授賞式は8月5日と聞いたような気がします。受賞者は日本で2名。式典では、日本赤十字社の名誉総裁の皇后さまから授与されることになっているそうです。西村さんも、田中理事長も参加するそうですよ。物静かな話し方の中にも、喜びの大きさを肌で感じることができました。

15周年の行事は今年に入ってから準備を始めたと伺いました。しかも、職員たちの全て手作り。得意分野を活かしたと言う話も伺いました。懇親会では近所の取引先である電気会社の方の協力を得て、職員中心のバンドで演奏会も行われました。楽しい時間でした。20150715_dairyimg

 

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